『デサント地獄』一丁目抜けた

日経MJ 2023年1月13日

今期純利益、過去最高見通し

スポーツ用品店国内4位のデサントが、2023年3月期連結決算純利益を上方修正し過去最高の100億円になる見通し。 18年経営の主導権争いを巡って筆頭株主の伊藤忠商事が、創業家社長と対立し「文春砲」まで飛び出した騒動になりました。最終的には伊藤忠商事が、敵対的買収TOBに成功し主導権が移り決着。
TOB前は、韓国事業が大きな割合を占めていましたが、韓国で文在寅大統領に政権が変わり、両国の関係冷え込み不買運動が起こりました。もともと国内事業がうまくいっていなかった事もあり伊藤忠商事がTOBに動いたようです。
立て直しに過剰在庫の整理、催事販売(人的応援)抑制など地道な取り組みが軌道に乗り始めたようです。またこの春からデザントブランドをスキーの滑空マークが付いた「デサントスピリット」と量販ブランドの「ムーブスポーツ」で展開するそうです。

もともとデサントゴルフ、マンシング、ルコック、等ゴルフアパレルに強く、売り場も百貨店が主戦場なので最近の女性ゴルフブームも追い風になったのではないかと思います。
デサントブランドの再構築が、これからの課題になりそうですが、デサントスピリットの確立に注目しようと思います。

それにしても日経MJ凄い見出しですね。

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