Synca 次世代調光色シリーズ

仕事

endo照明様 カタログより抜粋

Synca 次世代調光色シリーズ一台で調光調色ができる次世代型LED照明器具(ENDO照明)Kemari87 ららぽーと堺店で使ってみました。

Syncaは商品のシステムの名前で固有の照明器具を示したものではありません、様々な用途の照明器具を単体で調光 調色が一台の器具でできまたタブレットやスマートフォンから制御できる商品になります。

  • 調光(色温度1800K~12000K)
  • カラー演出(121色カラーが選べる)
  • iphone やタブレットにて自分で調整できる

(色温度 K ケルビン:黒体の発する放射熱温度が低いと赤く温度が高くなると青白くなる)

 調光に関して従来の照明器具だと2700K~5000Kがベースで、イメージとしては電球の灯りから晴天の昼の光になります。商業施設だと2700Kは飲食店やBar等で使い5000Kはスポーツ店等のベースライトで使います。
 Synca の設定色温度の 1800K~12000Kですが、1800Kは焚き火かローソク 12000Kは夏の日の真夏の太陽のイメージになります。この色温度の照明器具は商品としては初めてではないかと思います。実際使ってみると1800kは使い易いのですが、12000K関しては少し違和感があると思いました。何か落ち着かないというか、活動的すぎるのかもしれません。擬似的な窓とか少し強弱のある空間で使う方が良いのかもしれません。

カラー演出に関しては、121 色ありますので最近はやりのテープライトのような演出照明としても使えたり 飲食店などは昼間はカフェ用として使って夜はお酒の似合う空間演出に使ったりできます。 またイベント時に演出用のスッポットライトとしても活用できそうです。色々なタイプのSyncaがあるので場所によって色々器具が選べるのでデザイナーにとっては良い時代になりました。
 但し、色に関しては、ペールトーンになるので激しい演出はできません
Kemari87さんでは、配線ダクト照明は調光のみ 演出用蛍光灯はの六角形に組み調色をメインに通常時とイベント時に分けて設定しました。

スマートフォンアプリからも調光 調色簡単な操作だが、設定費用別途かかります。

調光 調色が一台の器具で出来るだけでも素晴らしいのですが、これがスマートフォンのアプリで調整できるのは便利で楽しいです。台数が増えると専用のタブレットを購入しないとダメなのですが、お客様が自由に光を調整できるのは商業施設だけでなく個人住宅でも喜ばれると思います。
唯一弱点は、メーカー設定費が別途かかりますので今後、費用の明確化が必要だと思います。

スマートフォンのアプリからはこんな感じです。
左側が調光(ローソクから〜真夏の日) 右側が調色(121 色カラー)
操作は簡単画面をタッチするだけです。複数台の場合は別途タブレットが必要になります。

商品のライナップも揃っているので(埋込のダウンライト、配線ダクト用スポット、蛍光灯タイプテープライト 、防雨型のライト、付け替えるだけの電球型)色々な場所に使えそうです。
例えば介護施設や学校等の長い時間室内に人がいる空間に擬似的な一日の光を演出したり(別途タイムコントロールが必要)
オフィスなどでの不眠症の緩和対策として または野菜の室内プラント等 色々イメージが広がります。

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