「日本庭園」の見方  監修 斎藤忠一・著者 田中正造・サライ編集部編

書籍

サライ編集部による庭のガイドブック、石組み、庭木の植え方、石灯籠の種類、水のあるなし……等々 それぞれの意味がわかります。

日本庭園は、大きな文化的魅力を持ち特に京都においては日本料理と並ぶ最大の観光資源になります。
世界中から日本庭園を見に訪れる人は後を絶ちません。
石組みの意味や仏教的な背景がわかるガイドブックがあればより一層旅が楽しめると思います。
この本は、写真も多く解説もわかりやすいので旅には最適な本になります。(英語訳版も欲しい)
飛鳥・奈良時代から昭和まで代表的な庭を紹介しながら各庭園の見どころを含めた 作庭の意図を解説されてます。
第二章からは、日本庭園の四第要素の話に移ります。『水』 『石』 『植栽』 『添景』それぞれに写真を添えて平易な文章にて書かれています。
日本庭園の入門書としては、きっと著者も書き足りないと思いますが、ガイドブックとしては良書ではないかと思います。現在は、よくわかる『日本庭園』の見方が刊行されています。
(監修の斎藤先生からサインをいただいた本なのでこちらをご紹介)

ちなみに監修の斎藤忠一氏は、大正、昭和の名作庭家 重森三玲のお弟子さんです。
『枯山水』著 重森三玲にはあとがきも寄せられています。

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