資生堂、世界へ背水の陣

日経MJ 2023年1月27日

資生堂の社長が、約9年ぶりに変わった。同社常務で中国地域のトップだった藤原憲太郎氏(56)が就任

日用品事業売却など構造改革を経て「世界で勝てる日本初のグローバルビューティカンパニー」に向けて経営体制を強化する。構造改革の中身としては、21、22年に「TUBAKI」「専科」売却、日用品事業売上高1000億規模の縮小を今後の事業の核にならない事業の切り離しを決断、他社と差別化できる「スキンビューティ」領域に経営資源を集中しました。
現状の問題点としては、仏ロレアル等グローバル企業と比べると売上の規模で7番手でマーケティングに投下する資金が桁違いで正面から太刀打ちできないようです。
市場は、今後アジアの成長を取り込みグローバル企業に近い事業構造を目指せる位置にあると評価しているそうです。

今日は、トヨタの社長が53歳の佐藤恒治氏に変わることの方が話題ですが、両者とも若い社長の誕生で消費者としては楽しみです。トヨタもレクサス部門のトップ兼任であることから世界で戦うには、ブランド価値を高め高級路線で戦っていかないと生き残れないということでしょうか。
デザイナーとして注目しているのは、Z世代男性スキンケア「SIDEKICK」日本での販売は原宿の「ビューティ・スクエア」で行うのみ。押し出しの強いデザインで昨今の日本の男性の中性的なイメージとは一線を画しています。
スポーツメーカーが好みそうなデザインですね。(スポーツブランドも高級路線で参入できそうですね)

資生堂 HPより「SIDEKICK」

SHISEIDO MEN

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