選んではいけない店舗物件 / ポイント立地ごとに解説しています。

店舗デザイナーが、出店計画を避ける立地のポイントを紹介します。
商圏の人口や家族構成が把握できたら個別物件の調査をします。
契約するまでに必ず確認してください。
駅周辺型商業集積地区・駅改札内事業所と市街
- 乗降客数が少ない
- 導線から外れている
- 駐輪場がない(少ない)
- 入れ替えが頻繁である
乗降客数が少ない ——-乗り入れが無い、近くに大きなターミナル駅がある。
(乗降客数を調べるにはe-stat大都市交通センサスにて首都圏、中京圏、近畿圏)
導線から外れている ——- 乗降客の導線から大きく外れていて且つか認識しにくい(目立たない)
駐輪場がない(少ない)—- 来店者用の駐輪場がない
入れ替えが頻繁である —- 家賃変更が多い。(貸主の意向が強い可能性があります)
住宅地背景型

- 違法建築建築
- 駐輪スペースがない
- 家主の規制がある
- 季節による人口導入の変化が大きい
違法建築 ——-増築建築などで用途地域に適用していない違法建築
第1種低層住居専用地域は、住居スペース1/2以上必要になります。
駐輪スペースがない ——-近隣とのトラブルの元
家主の規制がある ——-改装の自由度が少ない
季節による人口導入の変化が大きい ——-観光地や博物館等の近接地では、夏場と冬場の差が大きい
ロードサイド型
- 駐車台数が少ない
- 駐車場が狭い
- 土日に渋滞する
- 中央分離帯がある (Uターンできにくい)
駐車台数が少ない ——-致命的である。合わせてセールの時に臨時駐車場がない。
駐車場が狭い ——-運転に自信のない方から選ばれない
土日に渋滞する ——-致命的である。休日に混むと来店しない。
中央分離帯がある ——-Uターンしにくい等 運転に自信のない方から選ばれない
立地に絞って店舗物件を解説しましたが、道路事情や施設の移転等で大きく変わりますので、開店時の借入金の返済期限までは、立地環境が変わらないか確認してください。
また各自治体から創業支援金もいくつか出ておりますので活用してみてはいかがでしょうか?(J-Net 21)
リアル店舗の出店立地の見方(1)
リアル店舗の出店立地の見方(2)
リアル店舗の出店立地の見方(3)



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